通販（通信販売）とは、「実際の店舗を持たず、広告メディア（媒体）を用いて商品やサービスを消費者に提供する販売形態」のことです。この「広告メディア」とは新聞や雑誌、または新聞の折込広告などの他、ダイレクトメールやテレビ・ラジオCM、インターネットバナーなど様々な種類のことをさしています。通信販売においてこれらの広告メディアは、商品の宣伝広告であるとともに、実際の店舗と同じ役割をすることになります。
通信販売では実店舗を持たずに営業をしてゆくわけですから、基本的にはこれらの広告メディアを全く利用しないうちは、誰もそのお店の存在や商品に気がついてはくれません。これからの通信販売においては、いかに広告メディアを効果的に利用していくかどうかが成功の鍵となってくることでしょう。
よく、「通信販売では店舗がないので、どれだけの売上効果が出ているかわからない」という意見がきかれることがありますが、決してそんなことはありません。むしろ実店舗よりも具体的な数字で効果が出ているかどうかを計測することも可能です。実際の店舗で広告を出してから効果が出始めるまでのサイクルがあるていど決まっているように、通信販売においても同じように決まったポイントに効果が集中する法則があります。
通信販売の最大のメリット、複数の広告媒体を使って同じ商品を同時に販売することができるという点にあります。実際の店舗の場合より、たくさんの販売方法があるということです。